蒸留酒

この頃、寒さが一段と厳しくなりましたね。

こんな夜には、やっぱり蒸留酒?

蒸留酒をめちゃくちゃ簡単に説明すると、

醸造酒(ビール、日本酒、ワイン)を

ぎゅっと煮詰めたもの。

*ビールを蒸留するとウイスキーに。

*日本酒を蒸留すると焼酎に。

*ワインを蒸留するとブランデーに。

だからこそ、アルコール度数は43〜50度と高く、

しっかりとした飲みごたえのあるハードリカーになる。

マール、アイラモルトは常備酒

それぞれが深い香りとコクが、

寒い夜にぴったりの一杯になる。

グラスを手に取って

そっと口に含めば、

まろやかな香りが広がって、喉をすっと通り抜ける。

そして、ふわっと身体があたたまる。

この感じが、なんとも心地いい。

アナログな温もりが、じんわりと染みてくる。


大好きなロマーノ・レヴィ グラッパ
知人のコレクション

僕は、ストレートか、ウイスキーなら

ほんの一滴の水を垂らすのが好き。

マルスモルテージに一滴のお水 今は、
「ワンドロップ」なんて洒落た言い方らしい(笑)

この頃、日本のウイスキーは品薄で、

ワインみたいに値段も高騰。

それでも、寒い静かな夜には、

やっぱりこの一杯が恋しくなる。

ルイスポールセンの照明がぽんわりと

灯る部屋で、

ゆっくりグラスを傾ける。           気分は、ちょっとジェームス・ボンド?

外は寒いけど、

心と身体はじんわりぽかぽか。

「寒いのも、悪くないかな」

そう思いながら、

今夜もまったりと、いい時間。