ちもとの和菓子

もうすぐ三月。

日も少しずつ長くなり、

朝日が顔を出すのも早くなってきました。

昼間はぽかぽかと暖かく、

ベンチに座って日向ぼっこをするのが

気持ちのいい季節です。

そんな穏やかな春の日には、

ふんわりとした和菓子がよく似合います。

八雲もちが有名な「ちもと」

家の近くにある和菓子屋「ちもと」。

朝早くから仕込みをし、

一つひとつ丁寧に作られた

季節の和菓子が並びます。

どれもやさしい甘さで、

食べたあともほっとする味わい。

一年を通して、僕が特に好きなのは

「草だんご」

よもぎの香りがふわりと広がり、

なめらかなあんこが絶妙なバランス。

いつ食べても「やっぱり美味しいな」と思える、

安心する味です。

それに、ころんとした見た目も愛らしく、

ヴィジュアルまでほっとさせてくれます。

八雲もちと並んで通年ある、大好き草だんご

そして、今の時期から4月上旬までは、

桜の葉の香りがふんわり広がる

「桜餅(道明寺)」が登場します。

やわらかい道明寺粉に包まれたあんこは、

しっとりと甘く、

春の訪れを感じさせてくれます。

4月上旬まで販売の桜餅(道明寺)

夏になると、

つるんとした喉ごしの「水羊羹」も楽しみのひとつ。

季節ごとに変わる和菓子は、

いつ訪れても新しい発見があります。

口に運ぶと、

小豆のやさしい甘さがふんわり広がり、

ほっとする味わい。

秋はカボチャや栗の練り切り

もし自由が丘に来ることがあれば、

少し足をのばして(隣駅都立大なので)、

ぜひ「ちもと」へ立ち寄ってみてください。

そんな心地よい時間が大切だと思う

今日この頃です。

春の日差しを浴びて、

ひと休み、ひと休み。

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  • 投稿の最終変更日:2025-02-27