前回のブログの続きです。
今回の北海道・旭川の旅の目的は、
「中国茶とおかゆと点心 奥泉」。
そして、ここで過ごした時間が、
旅の中でも一番、心に残りました。

中国茶とおかゆと点心 奥泉
お店の窓から見える景色が
まるで絵画のようで。
静かに風が通り抜け、
時間がゆっくりと流れていくのがわかり
ます。

大雪山連峰 景色に癒される。
朝のやわらかな光の中でいただくお粥。
ふっくらした肉饅、水餃子、
そして優しい甘さのココナッツ豆腐。
どれもほっとする優しい味でした。



この景色を眺めながら、
朝の珈琲を淹れたり、
夜にはグラスワインを片手に過ごせたら
どんなに幸せだろう。
そんなことをふと思ってしまいました。
(実際にはメニューにないのですが…笑)

都会では絶対に味わえない、
穏やかな時間。
お店はご夫妻で営まれていて、
カトラリーのひとつから
流れる音楽まで、
すべてに丁寧な想いが込められていました。
尋ねたことを一つひとつ、
優しく説明してくださるその姿に、
お二人の「お店への愛」が感じられました。
もともとは札幌でお店をされていたそうですが、
旭川 東川町の自然に惹かれて、
この地に移ってきたのだとか。

その理由が、滞在してみてよくわかります。
澄んだ空気、遠くに見える山々、
夜の静けさ――。
どれも、東京では出会えないものでした。
「また来たいな」
そう素直に思える場所。

東川町では、時間の流れが本当にゆるやかで、
旅を終え、東京に戻ってからも、
しばらくは心が追いつかないほどでした。
これが、北海道なんだなぁ。
また違う季節の旭川
そして他の町にも、
いつか会いに行きたいです。
皆さんも是非。
北海道・旭川に行く際には、
東川町の「奥泉」に立ち寄ってみてください。
静かであたたかな時間が、
きっと心に残ると思います。
